余計なこと、おせっかい

院内での朝礼で「余計なこと」が人の心を動かす!!」という話をした後に、院長室に戻って患者さまから送られたグーグルの口コミを確認していたら、新宿医院に患者さまから下記のような口コミが投降されていました。

結婚式に間に合うよう矯正をしたいと考えておりましたが、的確なカウンセリング、すぐに始められること、ワイヤーとマウスピースを使ったスピーディーな矯正、価格面と要望に合っており、こちらでお願いしました!
矯正についても満足でしたが、結婚式前には心のこもったメッセージ付きでプレゼントまで頂き、今でも思い出すと嬉しく、本当に感謝しており、周囲にもこちらをおすすめしています。
ありがとうございました!
今後も定期点検よろしくお願いいたします。

「結婚式前には心のこもったメッセージ付きでプレゼントまで頂き、」という「矯正治療とは全く無関係な余計なこと」をしてくれたおかげで、患者さまの心を動かしてしまいました。(笑)
ひねくれた見方をすれば、この手法を単なるテクニックとして受け止める人もいるかもしれませんが、そこに思いがあるかないかは、それまでの言動を見れば相手には必ず見破られるものです。
新宿医院のスタッフが本当に患者様の立場で寄り添った対応をされているのだろうな~と感動し、他の分院にも多大な影響を与える出来事だったのではないかと思います。
例え良いことをしても、いつも、いつもこのように行ったことが必ず人から認められるわけではないですが、「わかってくれる人、気づいてくれる人は必ずいる」と信じられることが頑張り続けるエネルギーになっていくのではないかと思います。
仕事をしていれば色々と大変なこともあるかとは思いますが、こういったうれしい口コミがスタッフにも大きな自信とエネルギーを与えてくれると思います。

このような出来事は「利他のつもりでやっていたことが、気づいたら自分にも大きなご褒美になって戻ってきていた」という典型のような気がします。
「情けは人の為ならず」ということわざがありますが、「自分、自分の生き方」では、長い人生において必ず行き詰まりを感じる瞬間が来てしまいます。
子供の時には「自分100%」で仕方がないと思いますが、年を重ねて、仕事を通じて多くのことを学んだり気づくことで、自分への執着の割合を減らしていけることが幸せに近づく1つの手段のように思います。

チャップリンが「人生は近くで見れば悲劇だが、離れてみれば喜劇である」と言っていますが、自分からの視点で物事を見ると辛く苦しい事でも、他人からの視点や物事を俯瞰してみれば、喜劇とまでは思えないとしても、感じている苦しさやストレスも軽減することができるということなのでしょう。
そうは言っても人間である以上、自分よりも他人の方が大切に思えることは不可能なので、私の中では、「自分60%、他人40%」か「自分51%、他人49%」が最終的な限界値なのかと思っています。(まだまだゴールは見えない状況ですが…………)
「自分への執着を手放す」自分なりの限界値を追求していくことが、生きていく一つの目標なのかもしれませんね。

 

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