欠点の克服と長所を伸ばすバランス

誰もが欠点を持っています。
自分の欠点を指摘されると落ち込みます。
自分の欠点に気づいていてもなかなか直しづらいから、今もって欠点なんですよね。
欠点と向き合うときに悩むことがあります。
もっと真剣に欠点と向き合うべきなのか、それとも欠点には目を向けないで長所を伸ばして欠点が目立たないようにすべきなのかと………
頑張って欠点を直しても、平均点になるのが精一杯です。
だとしたら得意な点を伸ばして、得意な点で十分評価されれば、欠点が薄まって個性として見てもらえるようにするべきなのか悩みます。

テストで合格点を取るためには、あまりに足を引っ張る科目を平均点に近づける方が、得意科目の点をさらに引き上げても、100点満点以上の点はないので、伸びしろは限定的です。
一方、仕事や人生においては、100点満点に限定されなくて上限はないように思います。長所が200点もありえます。
ですので、得意な点で十分評価してもらえれば、欠点のことはあまり言われなくなる可能性があります。

学校においては苦手科目を頑張る方が合格点に近づくのかもしれませんが、社会においては、得意なことをとことん伸ばしていくうちに欠点があまり目立たなくなくことをよく経験します。

だからといって欠点から目を背けるのは逃げのような気もしますが、短所との向き合い方って難しいですよね。
個人的には子育てでは、短所よりも長所に目を向けるようにしたいと思っていますが、自分のことになると短所との向き合い方に悩んでしまいます。

落ち込んでるときに欠点に意識を向けるとさらに落ち込んでしまうので、欠点に目を向けれるのは気持ちが前向きな時だけがいいのかと思います。
得意なことを伸ばすのは落ち込んでいる時でも可能なので、どちらに目を向けるかは自分の気持ちとも相談して決めていこうと思います。

これって受験勉強とも共通しているような気がします。
やる気がない時に苦手科目は勉強しにくいですが、得意科目ならやる気がない時でも勉強できるので、やる気満々の際には得意科目を勉強するのはもったいないと思います(笑)

社会人なら、欠点に意識を向けるのは気持ちが前向きな時だけ限定で、大半の時間は長所を伸ばすことにエネルギーを注いだ方が効率がいいような気がします。

 

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