終戦記念日に感じたこと

8月15日は終戦記念日で、戦争にちなんだTV番組もたくさん放送されていました。
そういったテレビをながら子供から「なんで戦争するの?」「戦争しない国はないの?」と言われて少し考え込んでしまいました。
親としてかっこいい答えをしたいけど、そういうことをあまり深く考えたこともなくて、「そういえばスイスは永世中立国だったよな!、、、、、、でもスイスだって他国から攻められたら絶対に抗戦するよな?!」ということ等が頭の中を駆け巡り即答できませんでした。

そもそも戦争をしたくて戦争している国はないのではないでしょうか?
どの国だって理不尽に攻撃されたり侵略されれば抗戦するのが普通だよな?!
、、、、、、、、、、等々

と思うと、戦争でなくても「身近な所でも争いは絶えないよな!?」「なんで人は争うの?」ということから考え始めました。

学校や職場で、なんでいじめやパワハラはなくならないの?
夫婦間でのDVやモラハラは防げないの?
なんで自分の子供に毒親だったり、虐待をするの?

身近には感じにくい戦争のことを考えるよりも、身近な上記のことを考えることが戦争の抑止にもつながるのではないかと思います。

Q,なんでいじめやパワハラがなくならないのか?
私の答えとして、人は優越感を感じたい生き物だから、先輩や上司など上下の力関係のある立場だとその力を誇示して、力のある上の人間が下の人間に対してマウントをとって自分の優越感を満たそうとする行為なので、人間なら無意識でこういう行動をとるのが普通だと思います。
大人の場合には、理性でそういう間違った優越感を抑えようという自制心が働く場合も多いですが、子供や精神的に未熟な人は理性よりも優越感の快楽に負けて、無意識化でいじめやパワハラを行ってしまうのだと思います。

Q,夫婦間のモラハラやDV,自分の子供への虐待はなぜ起こるのか?
夫婦は愛し合って結婚したはずなのに、言い争いが絶えなかったり、暴力を振るわれるDV等がニュースで取り上げられることがあります。
なぜ「結婚は修行だ!」と言われることがあるのでしょうか?
なぜ自分の子供に毒親のような暴言を吐いたり、虐待まがいなことをすることがあるのでしょうか?

大人も子供も他人は自分の思い通りには動いてくれません
普通に1回言っても相手が変わらなければ、2回目、3回目、、、と徐々に感情的な言い方になってきます。
相手を力ずくで変えようとすれば、怒鳴ってもけなしても相手が変わらなければ、その次には暴力になってしまいそれがDVになったり、虐待になることがあるのだと思います。
理性的な行動で解決できないときに、徐々に感情的な割合が増えていくのが普通の人間だと思います。
理性と感情がけんかすれば必ず感情が勝つのが人間の弱さのような気がします。

選挙において「アメリカファースト」「日本ファースト」「都民ファースト」等を言えば、その当事者からは支持されます。
人間だから「世の中で自分が一番かわいい」「自分ファースト」なのは仕方がないことです。
しかし「自分ファースト」と「自己中心的な人」は似た部分もありますが、ニュアンスは大きく違います。

自己中心的とは「他人を犠牲にしてでも自分だけ得する」ですが、自分ファーストでは「自分も大切にするけど、他人も尊重する」というニュアンスを含んでいてほしいものです。

当クリニックのキャッチコピーの「I love meから始めよう」も「相手を尊重したうえで自分も大切にしていきましょう」という意味を込めています。

どうすれば戦争がなくなるかは私にはわかりませんが、上記のような人間の弱さと向き合うことで、感情的な割合を増やさないように理性でコントロールしながら生きていくことで、自分の周りの争い事を少なくしていくことは可能なのではないかと思います。

自分も相手も尊重できて、自分の周りに平和な空気が広がって多くの人の心に余裕ができてくれば、周りの争いごとも減って来るものと信じたいものです

 

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